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ブラジルの基本情報

1レアル 38.2685
2012/05/23 09:00 更新

正式国名

ブラジル連邦共和国 Republica Federativa do Brasil

首都

ブラジリア Brasilia

宗教

国民の大部分がローマ・カトリック。ほかにプロテスタントやユダヤ教、アフリカ起源の民俗宗教(カンドンブレーほか)など。

言語

公用語はポルトガル語。先住民の言語が使われている地域もある。

通貨と為替レート

通貨単位はレアルReal(ポルトガル語読みはヘアル。複数形だとヘアイスReais)。略号はR$。レアルの補助単位としてセンターボCentavo(複数形でCentavos)があり、記号は¢。R$1=100¢。2011年9月15日現在、US$1=R$1.7。
紙幣はR$2、R$5、R$10、R$20、R$50、R$100の6種類、コインはR$1と1、5、10、25、50¢の6種類がある。R$10の紙幣および各コインは新旧2種類ある。


(上)カラフルな紙幣。新札と旧札の両方が流通している
(下)コインも新旧2種類がある

祝祭日

毎年行われるリオのカーニバルは復活祭(イースター)から40日さかのぼった日を中心に開催。サン・パウロやサルバドールでも開催され、それぞれ特徴がある。また、全国的な祝祭日のほか地方ごとに行われる祭りやイベントも多い。

2012年
1月1日 元日
2月19~20日前後 ※リオのカーニバル(カルナヴァウ)(2013年は2月10~11日前後)
4月6日 ※復活祭(聖金曜日)(2013年は3月29日)
4月21日 ブラジル独立運動の立役者チラデンチスの記念日
5月1日 メーデー
6月7日 ※聖体祭(2013年は5月30日)
9月7日 独立記念日
10月12日 ブラジルの守護聖人聖母アパレシーダの日
11月2日 諸聖人の日
11月15日 共和制宣言記念日
12月25日 クリスマス

年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。

気候

南半球の国ブラジルの夏は11~4月、冬は5~7月だ。北部地方のベレンやマナウスの熱帯地域は年間気温が25~35℃と高く、ほとんど1年中蒸し暑い。一方、南部のリオなどは亜熱帯地域で1・2月が最も暑く、雨も多い。サン・パウロから南は温帯に近い亜熱帯地域。リオに比べて年間3~5℃低く、冬には霜が降りたり、ひょうが降ったりもする。ブラジリアやパンタナールのある中部の内陸部は雨期と乾期があり、乾期には湿度数パーセントというカラカラに乾いた日が続く。日中の気温は高いが、朝晩はかなり冷え込む。北は寒くて南は暑いという日本とは逆に、ブラジルは北へ行くほど暑く、南へ行くほど涼しい。観光のベストシーズンは北部では暑さの和らぐ冬、南部は温暖な春から秋がいいだろう。
ブラジルの冬にあたる5~8月以外は、どこでも日本の夏服で充分だ。ただし夏、冬関係なく、雨が3日続くと寒くなる。とくに内陸地の夜や南部の冬はかなり冷える。サン・パウロから南は温帯に近くなるので、冬に行くなら少し厚手のものを持って行こう。


リオ・デ・ジャネイロの月別平均気温と降水量


サン・パウロの月別平均気温と降水量

パスポート

【ビザ】 ブラジルへ入国する場合、目的に関わらずビザが必要。観光目的で行く場合、滞在許可日数は90日間。この90日間なら、何回でもブラジルに再入国できる。ただし、ビザ許可日より90日以内に入国すること。ビザの申請はブラジル総領事館でする。通常、申請から入手までは土・日曜・両国祝日を除いて5日~。

【パスポート】 パスポートの有効残存期間は6ヵ月以上。

【出入国】 機内で配られるブラジルの入出国カード、ブラジルの税関申告書に必要事項を記入する。
ブラジルに到着したら記入済みのブラジルの入出国カードとパスポートを入国審査官に提示し入国手続きを済ませる。ブラジルの入出国カードは複写になっており、入国審査の際に複写のほうを返してくれるので、出国の日までなくさないよう保管しよう。ターンテーブルから機内預けの荷物を受け取り、到着ターミナルを出る際に税関申告書を渡す。陸路や水路で入国する場合は国境の入国管理事務所でパスポートを見せ、入出国カードをもらう。
出国は各航空会社のカウンターでチェックインし、荷物を預けて搭乗券(ボーディングパス)を受け取る。ゲートを確認し、荷物チェックを受けて搭乗口へ。チェックインカウンターは常に長い列ができているので、少なくとも2時間前には空港に着くようにしたい。出国の際の荷物チェックはそれほど厳しくない。

【アメリカ経由で中南米へ渡航する際の注意】 
◆ESTA(エスタ)
ビザなしで渡米する場合、2009年より電子渡航認証システム(ESTA=エスタ)が導入され、事前に渡航認証を取得しなければならない。申請は渡航の72時間前までに、ESTA専用のウェブサイト( https://esta.cbp.dhs.gov/ )から行う。日本語の手続きの案内に従い、申請者情報、パスポート情報、渡航情報、米国滞在中の住所(滞在先のホテル)などの必要事項をローマ字で入力する。料金は有料で$14。アメリカン・エキスプレス、マスター、ビザなどのクレジットカード、またはデビッドカードで決済する。

日本からのフライト時間

日本からブラジルへの直行便はなく、アメリカやヨーロッパ、中東などの第3国を経由して入るのが一般的な方法。ただし、アメリカ経由の場合、アメリカの入国手続きが必要。ブラジルの空の玄関口はサン・パウロやリオ・デ・ジャネイロなど。所要時間は乗り継ぎ時間も含めて25時間~。
日系の航空会社は、提携の航空会社とコードシェア便を運航。日本航空はアメリカン航空(ニューヨーク発、サン・パウロ行)と、全日空はタム航空(ロンドン発、サン・パウロ行)と提携している。
日本航空の場合、成田11:20発で、翌10:25サン・パウロ着。復路はサン・パウロ23:05発で、翌々日の16:35成田着。全日空の場合、11:30成田発、翌6:05サン・パウロ着。復路はサン・パウロ23:40発で翌々日15:20成田着。

電圧とプラグ

電圧は地域によって違い、リオとサン・パウロは110V、サルバドールとマナウスは127V。レシフェやブラジリアなどは220V。周波数はいずれの地域も60Hz。中級以上のホテルには110Vと220Vの両方があるが、安宿は現地の電圧と同じ場合が多い。プラグは日本と同じAタイプと、Cタイプの2種類があり、両用式の差し込み口を設けているホテルもある。

チップ

ブラジルの場合、ほとんどの料金にサービス料が含まれているため、チップはそれほど厳格ではない。

【レストラン】 ファストフードやポル・キロ(量り売り)式など、セルフサービスの店にはチップは必要ない。高級店でありながらサービス料が加算されていない場合は、料金の10%程度を上乗せして支払うか、釣り銭を残して帰る。

【ホテル】 ポーターにはR$1~2ぐらい。

【タクシー】 特に何かをしてもらった場合にのみ少額渡すのが一般的。

蛇口から出る水道水は、うがいをする程度は問題ないが、飲用には適していない。スーパーマーケットや雑貨店には飲料水が売られており、炭酸入り(com gas、またはgasosa)と炭酸なし(sem gas)のミネラルウォーターがある。

郵便

普通郵便のほかにセデックス(SEDEX)と呼ばれる書留もあるので、大切な物は後者で送ったほうがいい。郵便局はコヘイオCorreioと呼ばれ、黄色い看板が目印。郵便ポストもあるが、数は少ない。

【郵便料金】 日本への国際郵便はハガキ、および20gまでの封書がR$2.7、封書は20~50gがR$5、50~100gがR$9.3。1週間~10日ほどで着く。

【郵便局の営業時間】 月~金曜9:00~17:00。土曜は9:00~13:00、日曜は休み(土曜が休みのところもある)。

電話のかけ方

【ブラジルから日本へかける場合】 
(03)1234-5678または(090)1234-5678へかける場合
00(国際電話識別番号)

15、21、23など(電話会社の番号)

81(日本の国番号)

3または90(市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号)

1234-5678(相手先の電話番号)

【日本からブラジルへかける場合】 
サン・パウロの(011)1234-5678にかける場合
国際電話会社の番号
001(KDDI)※1、0033(NTTコミュニケーションズ)※1、0061(ソフトバンクテレコム)※1、005345(au携帯)※2、009130(NTTドコモ携帯)※3、0046(ソフトバンク携帯)※4

010(国際電話識別番号)※2

55(ブラジルの国番号)

11(市外局番の0を取った番号)

1234-5678(相手先の電話番号)

※1「マイライン」の国際通話区分に登録している場合は不要。詳細はwww.myline.org
※2 auは、010は不要。
※3 NTTドコモは事前登録が必要。009130をダイヤルしなくてもかけられる。
※4 ソフトバンクは0046をダイヤルしなくてもかけられる。

両替

両替は国が運営するブラジル銀行Banco do Brasilのほか各銀行、両替所や高級ホテル、一部の旅行会社で可能だが、注意したいのはトラベラーズ・チェック(T/C)。サン・パウロなら問題ないが、地方へ行くと両替不可だったり、高い手数料を取られたりして極めて不便。地方へ行く場合はあらかじめサン・パウロにて両替を済ませておくか、ドル現金を用意しておいた方がいい。
また、ATMが普及しており、主要なクレジットカードが利用可能なので、必要額をその都度おろすことも可能だ。両替屋(Casa de Cambio)は場所にもよるが、月~金曜9:00~17:00、土曜9:00~13:00の営業。日曜はほとんど閉まっている。日本円は、リオやサン・パウロなどの大都市では、キャッシュ、T/C共に両替できるが、レートはかなり悪い。
残金の再両替は可能だが、換金証明が必要で手続きも面倒なので、現地通貨は極力残さないようにするほうが賢明だ。

トイレ

地方に行くと、使用済みのトイレットペーパーを流してはいけないところがある。紙が水に溶けないからだ。トイレには小型のシャワーが備え付けられている場合が多く、これをシャワートイレのように使用する。紙は横のゴミ箱に捨てる。

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